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経験 その1 [ジブンのコト]

ちょっとだけ、自分史。

10年、、10年前、、、
事細かに思い出すのも苦労する年月。
実感とは全く違う時の流れ、
あっという間の様に感じるけれど、
振り返ると、やはりそこには時間が横たわってる。
その溝は、いつの間にか深くなっていて、
こんなに時間を乗り越えて来たんだ、と改めて、、振り返って思う。

あのとき、オイラは既婚者で子持ちだった。
きっと、幸せに包まれていたと思う。
新しい命と暮らす時間。
一つ一つの事に、発見と喜びと新しい経験の日々。

その時間の中で、きっとオイラは忘れていたんだろうと思う。
夫婦は男と女で出来ている、と言う事。
母親としての一面しか見ずにその心を見る事も。

それがきっと、その生活の破綻のすべてかも知れない。
細かい理由は、正直わからないけれど、
オイラの心の幸せと、彼女の心の幸せは、いつの間にかずれていたんだろうと思う。

正確な事情を知った所で、幸せになる事はない、今はそう思うけれど
その気持ちに行き着くまでに、どのくらいの時間がかかっただろうか。
自分でもわからない遠い日々、、
忘れ去る事はない記憶。

オイラに取っては突然の言葉。
しかし、女と言う性を持って生まれた彼女に取っては
思慮を重ねた結果だったんだろう、と思う。

「もうやって行けないかも知れない」
その言葉とともに、有無を言わさず実家に帰った彼女。
コチラの言葉も聞いてくれず、彼女の親は
「娘が『ダメだ』と言ってますから、、」
と、彼女に会う事すら困難な日々。
オイラ、結婚4年目の夏の出来事だった。。

彼女は一度不倫をしていた事があった、、
若かった事もあると思うけれど・・・

オイラは相手の男と会い、話をした。
彼女はその時、
「私を(相手のもとに)連れて行って」
という感じであった。
それを見て、オイラが言った言葉は
「連れて行くなら連れて行くがいい
 ただ、離婚の原因は自分にあると責任は取れ」

そしてそう言い残して、オイラは、その場を去った。
思えば、熱くなって、取り返す、と言う行動に出た方がよかったのかも知れない。
短いスパンで考えると、それが最良だったかも。

結局、その時は、
「あいつ守ってくれない」
と、泣きながらかえって来たのだけれど、
そして、何もこだわらずに、迎え入れたのだけれど、
今となってみれば、それも、正しい行動ではなかったのかも知れない。

それからほどなく、オイラとの関係の終止符を打つ決意をしたのが
なによりの、結果だと思う。

彼女の気持ちは、オイラには計り知れないし、事実はわからない。
心の揺れも、決断の根拠も。
わかるのは自分の心だけ。

しばらくは、別居、と言う形になり、
彼女と子供のいた部屋で、一人暮らしが始まった。
とはいえ、夜は寝られず、かといって食欲もなく、体重は激減した。
ま、がりがりにはならないけれど。

知人から、おいしい物を食べさせてもらったり
当時は、客がいる間はあけてる店で、朝方まで遊んだりした。
でも、刹那的な物に癒しはなく、誰かと会い、語り、と言う時間だけ
心がまぎれると言うのにも、疲れて来た頃。。。
NHKで毎日深夜に再放送されてるドラマに出会った。

それが「ビバリーヒルズ○○白書シリーズ」
深夜一時から四時くらいまで、毎晩やっていたその再放送を見て寝る、
その生活スタイルが一時期定着した。
会社帰りに、彼女の実家に行き(結果がどうあれ)かえって来て、ご飯を流し込み
ドラマを見て4時に寝て7時に起き、シャワー浴びて会社に行く。
その繰り返し。

周りから見ると、そうとうフヌケていたらしい、、
心ココにあらず、、ま、コレは仕事中に限らず、、一時期はずっとだった。

家に帰ると、子供の道具があり、玩具がアリ、生活のにおいがある。
でも実際には、そこに住むのはオイラひとり。
一人の生活に三人の道具。
否応無しに迫ってくる、三人の時間。
それに耐える日々が続いた。

その一方で、ある時期が来たら、オイラも家に帰っておいで、と連絡がくる。
「そうね、、オイラの心のけりがついたら、、」
と、先の事は想像すら出来ないオイラが答える。
ウチの親にすると、オイラ達の行動はさらに理解しがたかっただろう。
オイラは基本的に、
彼女の行動や至らない点は自分の親にも相手の親にも話していなかった。
イロイロ思う所があったとしても、夫婦の中で、、と思っていたから。

というか、彼女については、以前の不倫の事もアリ耐性がついていた。
はっきり言って、
「どうせ、、うんぬん」
と思う事もあったし、それでもしょうがないと思えていた。
どんなに幸せでも、そうなる時はそうなるさ、、と
ある意味さめていた所もあった。
落ち込む理由は、子供、、、それだけだった。

オイラにもわからない理由、、で、子供と別れる事。
それは堪え難い試練だった。
会えば笑って走ってくる子供。
何も知らず、、ニコニコして呼びかける子供。
会えなくなるかも知れないという、わかりたくない気持ち。

オイラはその気持ちに3ヶ月向き合った、、、、

当然のように、、彼女が心変わりする事はなく、
と言うより、オイラとの生活は忘れたように、何かが変わった。
それがはっきりわかるゆえに、オイラは耐える事をやめた。
子供は手放さない、そのために、彼女は必死だった。
「私だけの決断で、こうなった」

もうオイラはそんな事はどうでもよかったけれど、
彼女は言い続けた。。
それが、かえって何となく引っかかるけれど、そんな気持ちは無視した。
もうやめたんだから抵抗は、、と。

それからきっかり半年で、彼女は再婚する訳だが
その事はオイラには関わりがない。。。

     
     「経験その2」ヘ飛ぶ


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アキオ

はるママさんナイスアリガト(T-T)
by アキオ (2005-10-31 18:01) 

nal

コメントはまとめてさせて頂きます。
by nal (2005-11-02 13:43) 

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